俺はテレビゲームが大好きだった。ファミコン、スーパーファミコン、PS1、PS2が俺のゲーム人生のど真ん中だったと思う。
大好きなんてもんじゃない。まさに「ゲーム中毒」だった。
本当に一日中ゲームのことを考えていたと思う。運動もした方が良いと子供ながらに思ったりしたが、全く取り組まなかった。
お陰で体育の成績はずっと「もう少し頑張りましょう」だった気がする。
まず、小学生の時の誕生日プレゼントは全てゲームソフトだったし、ハマったゲームは多すぎて逆に記憶にない。
一番古い記憶で、まず最初にプレイしたゲームは「ドラクエ3」だったと思う。
当時は子供(7、8歳)過ぎて、ドラクエ3のプレイ方法を理解出来ず、アリアハンから出られなかった。武器や防具は持っているだけじゃ意味がないということも知らなかったが、それでも楽しかった。
次に小学3年生の頃に、今でも友達である北条と小山田に出会う。
この北条が俺と同じくゲーム好きで趣味が合い、ますますゲームにハマることになる。
学校が終わると、友達の家に集まりゲームで遊ぶ――――そんな毎日が習慣化されていた。
ゲームの進捗を報告し合い、友達の知らない知識を自慢する。友達との話題はゲームの割合が大きかったように思う。
このように小学生時代はゲームの記憶が大きすぎて、学業や学校生活がどうであったかはあまり記憶にない。
とんでもない小学生だった。
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