今日も病院へ行ってきた。2日間連続で目的は足の診察。昨日はサポーターの受け取りだった。
足の大ケガから3週間以上経つので、経過の確認と今後のリハビリについて話し合う。
受付を済ませて、整形外科の診察室の前まで向かった。今日は患者が少ない…けど30分は待たされそうだな。
待合室で待機していると、看護師さんが俺に声をかけた。
「診察をする前に、レントゲンを撮ってきてください」
診察までそこそこ時間があるので、その間にレントゲンの撮影を済ませたいというわけだ。合理的である。
レントゲンの撮影はすぐに終わり、再度、待合室で待機。
俺の受付番号は36番。受付番号順に呼ばれるので、当然だが36番目に呼ばれる。現在20番の患者が診察を受け終わったらしい。診察室前のモニターにはそう表示されている。
まだまだ時間がかかりそうだな…と思った。
「ピーノスケさん、診察室へお入りください」
突然、俺の名前が呼ばれた。どうやらモニターの表示が少し遅れていたらしい。
俺は診察室に入った。名前を名乗り軽く挨拶をして椅子に座る。
「経過は問題ないですね! 順調ですよ!」
医師がレントゲンを見てそう答える。俺は安心した。
「リハビリですが、サポーターを着けた状態で足を曲げて荷重もかけてください」
え? まだ全治3カ月の大ケガの3週間目だけど、もうそこまでしていいのか!? 早すぎない?
「はい。極端な話もう歩いても大丈夫ですよ」
「最初は無理でしょうから、松葉杖で補助をしながら徐々に進めてください」
俺は承知したものの、すごく不安でもある。また足を痛めてしまったらどうしよう…と。
とはいえ、医師の指示だから信じるしかない。
診察は5分で終わり退出。次の診察は2週間後だそうだ。
リハビリか…頑張って早く治すぞ!
明日から頑張る!
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