ピーノスケの秘密基地

ここは俺の日記帳。

インターネット回線業者(以下A会社)から電話が掛かってきた。

随分、日記が滞ってしまったな。もう3日振りの更新か。なるべく書き溜めないようにしないと。

昨日、A会社から電話が掛かってきたと母から報告を受けた。インターネット関連の契約については両親はチンプンカンプンなので俺が担当している。名義は父だ。

俺は受話器を受け取り、A会社から用件を聞いた。

モデムを交換する必要があるらしい。A会社から宅急便でモデムを受け取り自分で交換するか、A会社の作業員が自宅に赴き交換してくれるかの2択だそうだ。

モデムの交換程度だったら自分で出来そうだと思ったが、後で技術的なトラブルがあったら面倒なのでA会社の作業員に交換してもらうことにした。

A会社の作業員が自宅に来る日程を決め、電話を切った。

別に大した用件じゃない。本来ならここで日記を終わるはずだった。

しかし俺は過去にA会社の名前を騙り、正体不明の謎会社からインターネットに光回線の勧誘を受けた覚えがある。それも1度じゃなく何度もだ。

本当にA会社からの連絡なのか? と俺は疑問に思ったのでA会社へ連絡してみることにした。騙された人間は自分が騙される可能性を信じていない。

俺はA会社のホームページを検索し、問い合わせ先を確認。電話をした。

結論から言うと問題は無く、取り越し苦労だった。

なぜならA会社はモデムの交換の件を承知していただけでなく、作業員が来る日程も知っていた。

これなら問題はあるまい。俺は安心した。