ピーノスケの秘密基地

ここは俺の日記帳。

浪人生編 ピーノスケ! 奮闘記! ②

しっかり勉強してるつもりが偏差値35である。俺は驚愕した。

予備校の模擬試験の結果は自宅にも送付される。つまり両親にも確認されてしまうのだ。

当然、両親の様子は芳しくなかった。何のために予備校に通っているのだろうかと思ったに違いない。そもそも会わせる顔が無い。

俺は焦った。基礎がまず出来ていない、そう思った俺は予備校で購入したテキストを開き基礎からやり直すことにした。

日々、予備校で授業を受け基礎から勉強し直すと、ある変化が生まれた。

少しずつ、ほんの少しずつではあるが偏差値が上昇してきたのだ。結果という名の芽がようやく出てきた。

しかし勉強方法を試行錯誤しているうちに、受験が迫ってきた。時間は待ってくれない。

受験が迫ると、今度は過去問を徹底的に学習した。一度買った過去問題集を何周も繰り返す。

基礎の勉強も忘れずに、過去問題集をこなす日々を送ると受験の日がやってきた。

その年は5校ほど受験した。俺の偏差値だと全敗する可能性があるため、Fランも受験した。Fランは受かっても入学したかどうかは今でも分からない。

結果として、偏差値50前後の中堅大学に合格することができた。

偏差値30から中堅大学である。躍進と言えるのではないだろうか?

こうして大学でのキャンパスライフを楽しむチケットを入手した。