ピーノスケの秘密基地

ここは俺の日記帳。

愛鳥が虹の橋を渡った。 ①

今日、2023年3月22日午前8時20分頃。俺が愛して止まないセキセイインコのピーノスケが天国へ旅立った。享年6歳10か月。

まず、昨日のことを書こうと思う。

昨日の夜、いつも通り午後5時30分にピーノスケの放鳥をした。

ゲージから出て素直に俺の手に乗り、落ち着いた様子を取るピーノスケ。

やけに大人しいな…と思い、首筋に俺の指を持っていくと首を傾げ「カキカキ」してほしいのポーズをした。

俺は思う存分カキカキしたが、まだ足りないらしい。

普段なら3分ぐらいカキカキすると「もういいです!」と言わんばかりに俺の指を噛んで停止を促すのだが、今日はその様子が無い。

随分甘えん坊さんだな…と思い充分にカキカキしてあげた。

カキカキし終わると、次は母のもとに行き甘える。何されても拒否する様子が無い。普段あまり懐いていない父のもとに行き腕に乗り、落ち着いた姿を取った。

家族の元を一巡すると、今度は俺の手に乗り、目を瞑った。とても眠そうに見えた。

ピーノスケは手乗りではあるが、こちらから催促すると「しょうがないなあ…」と言わんばかりに仕方なく手に乗る素振りを見せる。

しかし、今日は自分から率先して手に乗りに行った。珍しいこともあるものだ。

とはいえ、とても眠そうなのは事実だし、これも老化現象なのかもしれない。今日は早めに寝かせることにした。

これがピーノスケの別れの挨拶だったのかもしれない。

あるいは、とても苦しくて何とかして欲しかったのかもしれない。

書いてて涙が出てくる。